放送研究と調査 定期購読・最新号・バックナンバー

放送研究と調査 定期購読・最新号・バックナンバー

放送研究と調査の詳細を表示しています。最新号やバックナンバーは公式サイトにてご確認下さい。

放送研究と調査の詳細です。


放送研究と調査の公式サイトへ
本・雑誌 放送研究と調査
本・雑誌内容 【2018年度版について】 ■内容 NHK放送文化研究所で実施している研究・調査の成果を公表するため、中核的な役割を果たしている刊行物です。毎月1日に発行しています。内容は、放送に関することを幅広く取り上げており、「日本人の好きなもの」調査から、アーカイブスなどの取組みの報告、放送番組に関する研究、世界の放送事情やジャーナリズムの動向、テレビ視聴やメディア利用の実態や評価、社会問題や価値観についての世論調査結果、デジタル放送関連の研究、放送のことばの研究など、多岐にわたっています。市販での入手が難しいので、ぜひ定期購読でご利用ください。※放送テキストではありません。
本・雑誌内容詳細 トランプ時代のアメリカと日本
~政権1年・日米同時世論調査から~
世界に衝撃を与えたトランプ政権の発足から2018年1月で1年を迎えた。米国第一主義をスローガンに、国益拡大を最優先するトランプ大統領の政策や言動は、米国社会、そして日米関係に何をもたらすのか。NHKでは就任1年を前に、米国と日本両国民の意識を探る日米同時世論調査を実施した。

トランプ大統領に良い印象を持つ人は米国で33%、日本で18%と日米ともに少なく、米国で良い印象を持つ人が多い層は、共和党支持層、白人、地方在住者、中高年に限られる。また、米国ではトランプ大統領によって社会の分断が深まったと考える人が多く、移民の規制強化に関して世論は割れている。一方、経済の現状についての評価は高く、米国第一主義や外国製品に対する関税引き上げなど保護主義的な政策についても支持が不支持を上回る。これに対し、日本では米国第一主義を「良くない」とする人が多数である。

現在の日米関係については、日米ともに半数程度が良いと考え、日米同盟についてもお互いを信頼できる同盟国だと思っている人が多い。北朝鮮の核・ミサイル問題を脅威だとする認識は日米で共有していて、日米とも「話し合い」や「経済的圧力」など非軍事的な解決方法を望む人が半数を超える。

越境するローカル 交錯するメディア
~プラットフォーム展開で放送はどう変わるか~
Yahoo!ニュースやスマートニュース、LINE NEWSなどのプラットフォームを活用する地域メディアが増えつつある。当初は地方紙の参入が目立ったが、近年は民放ローカル局の参入も活発化し、それぞれの地元に制約されていた各局発のニュース、番組が「越境」するようなった。その結果、地域の情報、問題が全国で可視化されつつある。

また、ネットへの対応を文字情報、つまり“活字”を用いて積極的に進めたラジオ局がある一方で、新聞社が動画に取り組み、“テレビ化”するというメディア間の「交錯」も顕在化している。その結果、活字化を推進するラジオ局は、圏外からのアクセスが地元を上回り、テレビ化した新聞社のスクープ動画を放送局が購入するという新たな動きも出ている。その一方で、ローカル局発のニュースが全国に配信され、ネット上で誹謗中傷にさらされる実例も出ている。

このように各社は試行錯誤を繰り返しながら、プラットフォームを通じた新たな情報発信のあり方を模索している。これらの取り組みは、これまでの東京中心の視点を変える萌芽となりうる可能性がある。一元的な視点を乗り越え、オルタナティブな視点を提示できるようになったとき、放送はこれまでよりもさらに民主主義に資する可能性を持っているのではないか。

メディア研究部 関谷道雄

調査研究ノート
NHK編集・発行『放送史』の歴史的視点と変遷
~放送100年の歴史を考えるヒントを探る~
日本の放送は、7年後の2025年には放送開始から100年を迎える。本稿の目的は、過去にNHKが刊行した『放送史』がどのように叙述、編集されたのかを分析し、この100年をどう総括し、叙述するのか、というヒントをえることである。

本稿では戦後、NHKが放送の歴史を包括的にまとめた4つの『放送史』に焦点をあてる。1951年刊『日本放送史』(通称25年史)、1965年刊『日本放送史』(通称35年史)、1977年刊『放送五十年史』、2001年刊『20世紀放送史』の4冊である。

これらは以前に発行された『放送史』に、新しい時代叙述を単に追加するだけでなく、放送の始まりからの「通史」として新たに叙述、編集しなおしている点が注目される。

このことは、各『放送史』がそれぞれ、放送をどのようにとらえ、多くの事象を整理し、分析するにあたりどこに重点をおき、どういう軸をもって全体の歴史を叙述するのかという考え方が異なっていたということを意味する。本稿ではこれを各『放送史』の「歴史的な視点」として位置づけて考察した。『放送史』の各「視点」の違いによって、具体的な叙述がどのように変化していったのか、その変遷を追う。

これによって、『放送史』における視点の重要性を示し、放送100年における歴史考察の手かがりとしたい。

メディア研究部 吉田 功


調査研究ノート
メディア利用行動をどうとらえるか 2020年国民生活時間調査に向けての検討
~調査票に関するグループインタビューから~
国民生活時間調査の大きな特徴は、調査に継続性があり、時系列でデータを比較できることである。そのため、これまで調査票の変更を最小限にとどめてきたが、メディア利用の多様化により対応できない部分が生じ、2020年調査に向けて修正が必要になっている。そこで、具体的な問題点を聞き出すためにグループインタビューを行った結果、①細切れ・同時行動を想起・記入すること、②インターメット上のコミュニケーションの分類、③メディア利用行動の分類とワーディングという3つの課題が見出された。今後の修正の方向性としては2通り考えられる。1つは調査の時系列比較を維持するため定例の調査はできるだけ変更せず、定例の調査ではとらえきれないメディア利用は、別途それに特化した機動調査を行う方向である。もう1つは、現在のメディア利用行動の実態を把握することを優先して、調査の大幅なリニューアルを行う方向である。どちらの方向で調査票を修正するかはこれから検討することとなるが、その際、「国民生活時間調査」で捉えるべき日本人の生活とは何か、日記式の「生活行動調査」で把握できることは何かを改めて整理する必要がある。今後の工程としては、今回のグループインタビューの結果をもとに作成した調査票を用いて、2018年10月にメディア接触に関する生活時間調査を実施し、調査票の課題を再確認した上で、2020年の国民生活時間調査の調査票を修正する予定である。

世論調査部 渡辺洋子/吉藤昌代


調査研究ノート
放送のレトリック分析の可能性
~現場と研究を架橋する方法論として~
放送番組を分析するために様々な方法が試みられてきたが、それぞれ一長一短があり、方法論の模索は続いている。そうした中で、多面的な放送テクストを分析する補助線のひとつとして「レトリック」の可能性を検討した。

レトリックは、表現・伝達の方法論としてギリシャ時代から研究され、隠喩や対比、反復などの古典レトリックの体系は、ヨーロッパの中等教育にも取り入れられてきた。19世紀にはいったん滅びた形になったが、20世紀後半にはレトリックが人々の認識のありかたに深く関わっていることが注目され復活した。

テレビのレトリック分析は2000年代に盛んになった記号論分析やカルチュラル・スタディーズなどに包含された形になっているが、レトリックは弁論術や表現のための実学として発展したため放送現場の制作者にもわかりやすく、暗黙知的な現場の方法を把握するのに役立つことが期待される。一方、記号論や認識論の研究ともつながる広がりがあることから放送現場とアカデミズムを橋渡しする共通の土台になりうる。

特に映像表現の世界では、レトリックが文法の役割を果たしており、暗喩や換喩などのレトリックに注目して番組の分析を進めることが出来る。アーカイブスによって個別番組の分析の環境が整いつつある中で、分析の補助線のひとつとしてレトリックの可能性を拓くことは重要である。

メディア研究部 塩田幸司


放送史料 探訪
『ラヂオ講演集』②
~放送は社会を映す鏡~
プロダクトNo 1281681253
出版社 NHK出版
発売日 毎月1日
定期購読公式サイトへ 公式サイトはこちら
定期購読してみませんか?こちらのフジサンなどで定期購読するとお得なキャンペーンなどの割引特典があったりしますよ。本は毎月購入されるなら、これだと送ってくれますので買い忘れないので便利ですね。クレジットカードの申し込みや法人の申し込みもできるので経費として落としやすいですね。ビジネス誌などはビジネスマンは読んで置かないと世の中の情勢についていけません。また専門誌などはコアな情報を取り扱っているので業界には必須の雑誌の場合もありますね。ファッション誌もたくさんありますがたくさん読むほうがセンスが磨かれます。最新の動向はやはり雑誌の影響が大きいですね。
中途解約もできるものがあるので商品購入の際はサイトにてお確かめください。お試しできる雑誌もあるようですのでお試しなどのキーワードで探してみてください。

※リンク先のほとんどは定期購読販売サイトの/~\Fujisan.co.jp(フジサン)へのリンクとなります。雑誌の内容詳細などはデータを引用させていただいております。